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ノート型パソコン
インターネット
ここでは、パソコンの普及に切っても切れない、
インターネットについての話を書きます
。
元々は国防総省のバックアップ回線から始まった。
インターネットというものの歴史は、最近始まったようで意外と古く、元々は、1960年代、米国防総省が、冷戦期に世界各地に分散させたコンピューターを相互接続した「ARPANET(アーパネット)」と呼ばれるネットワークの開発に端を発します。
このアーパネットは、当時のソ連(現ロシア共和国)との冷戦下において、例えアメリカが核攻撃を受けたとしても、情報を残すことの出来る強固なネットワークであるという利点を生かし、現在のインターネット通信の通信言語と言うべき規格「TCP/IP」を生かしたネットワークとなっていました。
このアーパネットとしての運用の後、このネットワークが大学などの学術機関に利用される事になり、このネットワークが世界中に広がって、現在のインターネットの原型を築いたとされています。
日本においても、大学や研究機関などが実験的なネットワークで結ばれたのを皮切りに、アメリカの学術機関ネットワークとの接続を経て、現在のインターネットの基礎を築いたということが言われています。
なお、NTTは当時でも早い段階でホームページを開設しており、そのホームページは、世界中のホームページを保存するweb.archive.org上で見ることが現在でも可能です。
それから一般に広く普及するキッカケとなったのが1995年のWindows95の発売でした。
これを気にパソコンが一般家庭に爆発的に普及していき、後にインターネットで様々なコンテンツが楽しめる「ブラウザ」と呼ばれるソフトの提供などがあり、それに伴い企業サービス・行政サービスのウェブ上での展開・そしてマーケティングや広告などにおいても無視できない一大市場となり、インターネットは、もはや私達にとって、なくてはならない存在となるまでになりました。
ただし、こうした便利なものが現れると、それを悪用して人を困らせようとするのは残念ながら世の常。
このインターネットを利用した犯罪というのは年々増加しています。
この新しいタイプの犯罪は、一般家庭のパソコンから情報を容易に読み取ったり、破壊することが出来ること・その逆に、有害情報などを容易に手に入れることができるようになり、またはそれを用いて実社会において犯罪に利用するなど、問題はまだまだ解決の糸口を見つけられない、負の面をも残しています。
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Last update:2023/9/15